「仕事でもプライベートでもやる気に満ちあふれた人生を送りたい。」
みたいなことは、誰だって望んでいることですよね。でも実際にその通りに行動するのは難しい。理想と現実のギャップに心が折れそうになります。
ぼくも仕事がイヤになっていくのに従い、休日に出かけるのが面倒くさくなったり、遊んでいても仕事のことを思いだして、なかなか楽しめないことがよくありました。
そんな状態が続くと、どんどん「やる気」が少なくなって、無気力になってしまいます。
そんな無気力状態から少しでも抜け出すために、きっかけとして大事だと感じたことを紹介します。
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やる気は常に消費されている
ちょっと思い出してみて欲しいのですが、「やる気」が出る瞬間自体は、それなりにあると思いませんか?
- 好きなもの(人、曲、映画、テレビ、本など)に触れているとき
- 感謝されたり、褒められたとき
- 感動のストーリーに触れたとき
- などなど
しかし、三日坊主という言葉があるように、なかなか「やる気」は長続きしません。やる気スイッチを押せたとしても、いつの間にか無くなっている。
なぜなら、何か行動するたびに消費されているからです。
よくあるスマホゲームのように行動するたびに「やる気」というポイントを消費しているのです。
また実際に体を動かさなくても、イヤなことを考えているだけで、気分が落ち込んで疲れてきます。「やる気」が無くなっていきます。
寝ているときだって、悪夢にうなされれば、ぐったりと疲れてしまいます。
「やる気」を消費しているだけでは、いつかは無気力状態になり、うつ病などになりやすくなってしまいます。
そこで大事になるのが、「やる気」を消費する場面を減らし、補給できる場面を増やすことです。
好き嫌いをはっきり意識してみる
「やる気」の消費を減らし補給を増やすには、実際にどんな場面で自分のやる気が増減しているのか、何が好きで何がイヤだと感じるのか、よくわかっていなければ改善のしようがありません。
まずは、一つ一つの出来事、場面について気分がどう変わったかをはっきり意識してみることが大事だと思います。
慣れてきたら、気分が変化した理由も考えてみると、自分の性格や、得意なもの、苦手意識があるものなど自分自身についての理解が深まります。
これを繰り返していけば、自分に合った仕事や、向いている仕事なんてものも探しやすくなるのでお得です。
イヤな気分になることを減らす
仕事にはこちらの「やる気」を奪ってくるようなイヤなことが多く起こります。
「やる気」を減らす原因がわかってきたら、なんとか対抗していきましょう。
放置して我慢しているだけでは、現状はなかなか良くなりません。
「やる気」を使う優先順位を考える
「やる気」を減らす原因はいろいろありますが、「自分の努力で改善しそうなもの」に「やる気」をつぎ込むほうがよいと思います。逆に「他人次第のもの」に力をいれるのはもったいないです。
プレゼンや会議、資料作成、アイデア出しなどは、自分次第な部分も多いですが、「いじめ」などは自分だけではどうしようもありません。我慢するだけもったいないので、さっさと逃げ出す準備を始めましょう。
やれるだけやってみる
「苦手なこと」でも改善したいと思えるなら、集中して「やる気」をつぎ込んで努力するものひとつの方法です。
実力がついて「得意なもの」になることもありますし、「これだけやったけどダメだったな」と見切りをつけやすくなることもあります。
ほんとに苦手なら極力さける
考えただけでイヤな気分になることからは、心を閉ざして避ける方法を探しましょう。
本当にイヤなことが増えてきたら、会社から逃げ出す準備を始めることをオススメします。転職の準備をするだけで心に余裕が生まれますし、損をすることはありません。
ぼくが会社から逃げ出す決心をしたときは、「こんなにイヤな気分であと40年近く働くのは絶対無理」だと思っていました。
「やる気」の補給
仕事上で「やる気」のでる場面を増やせればよいのですが、自分一人の力だけではなかなか難しいです。
なので、「やる気」の補給はプライベートがメインになると思います。
プライベートでやる気を補給する
積極的に自分の好きなものに触れて、余裕があれば新しい趣味など始められたらプライベートが充実しそうですね。
また、確実に「やる気」を回復してくれる、アーティストや映画、漫画、動画などの鉄板アイテムを持っておくと心強いです。
逆に、仕事の疲れがプライベートにまで強く影響して「面倒くさい」が強くなってくると危険信号かもしれません。
自分自身から「やる気」を補給する
「やる気」の補給がプライベートだけだと、どうしても足りなくなることがあります。
プライベートでもイヤなことは起こってしまいますし、毎回仕事で消費した以上の「やる気」を補給できるとは限りません。
そこで大切なのが、自分自身で「やる気」を生み出せる状態になることです。「モチベーションがある」といわれる状態です。
そのためには、「理想の自分」や「やりたいことをやっている自分」をいろいろ設定し、
- 理想のパートナーと付き合うために自分を磨く
- 少し贅沢を味合うために副業を頑張る
- 平日にゆっくり旅行をするためフリーランスを目指す
- やりたい仕事に就くために勉強する
- 夏までに出てきた腹を引っ込めるために運動する
- などなど
「理想の自分」になる(近づく)ことをモチベーションにするのも一つの方法です。
「やる気」を少しでも高く維持するために
これからの時代は「やる気」を減らしてくる場面が多くなると思っています。
なんとなく仕事をしているだけだと、損をしてしまいます。
イヤなことが多い仕事のなかで、「やる気」をできるだけ失わないために、好き嫌いをはっきり意識して、その理由を考えていくことは、いますぐできる簡単な方法です。
それどころか、「自分らしく生きていく」とか「自分に合った仕事探し」などの土台にもなる重要な部分だと思っています。
ぜひ実践してみてください。